マレーシアGPで噂に挙がっているミシュランのF1復帰説がここにきて現実味を帯びてきている。ミシュラン側の要求する具体的な内容がいくつか明らかとなった。
ドイツのアウト・モーター・ウント・シュポルト紙の報道によれば、ミシュランはタイヤ供給への“対価”が保障されることを前提にF1への復帰に興味を示しているという。
ミシュラン側が求める対価とは、各チームがタイヤ供給に対して一定の代金を支払うことであり、その額は1チームあたり200〜500万ユーロ(2億5000万〜6億4000万円)とされている。またこれに加え、すべてのサーキットで自由に広告活動が行えるようにすることも彼らは要求しているようだ。
その一方で、今季限りでの撤退を表明しているブリヂストンについても、チームが代金を支払うことになるのであれば、今後も供給を継続するのではないかといった話も依然囁かれている。