メルセデスのミハエル・シューマッハーは、中国GPでメルセデスは予選同様決勝でも速さを発揮できるよう対策に取り組んできたと語った。
メルセデスは予選では速さを見せるものの決勝ペースがあまりよくなく、シューマッハーは開幕戦オーストラリアでは4番グリッドからリタイア、第2戦マレーシアでは3番グリッドから10位フィニッシュという結果であり、チームメイトのニコ・ロズベルグは2戦とも完走しながらノーポイントに終わっている。
「上海では、優勝した2006年以外はあまり運に恵まれていないんだ。でも今年はそれが変わるかもしれない」とシューマッハー。
「2012年の最初の2戦では、僕らは予選のペースを決勝で維持することができなかった。中国ではファンに強力なパフォーマンスを見せることができるよう、この問題に集中的に取り組んできた」
シューマッハーは、中国には自分の熱狂的なファンが大勢おり、中国GPといえば彼らファンのことを一番に思い浮かべると語っている。
「中国GPのことを思うとき、まず心に浮かぶのはファンのことだ。中国には昔から僕を変わらず大好きでいてくれるファンが大勢いる。彼らが僕を応援するためにはどんな苦労も惜しまないのを見ると本当に心を打たれる。ファンのみんなには心から感謝しているよ」