メルセデスのミハエル・シューマッハーが次戦ベルギーGPで10グリッド降格のペナルティを受けることになった。
レース終盤まで10番手を走行していたシューマッハーは、66周目のホームストレートでウイリアムズのルーベンス・バリチェロにオーバーテイクを許す際に危険な幅寄せを行った。
この時のシューマッハーはバリチェロをコースのイン側ギリギリまで押しやり、それを受けたバリチェロはウォールへの接触を寸前のところで回避しつつ、ダートにタイヤを落としながらもシューマッハーをパスしている。
このシューマッハーの行為はレース中に審議にかけられることがアナウンスされ、決勝終了後にFIAは「オーバーテイク中にカーナンバー9のマシンを違法に妨害した」としてシューマッハーに対して次戦ベルギーGPでの10グリッド降格というペナルティを与えた。
スパ-フランコルシャンでのベルギーGPは、8月29日に決勝が行われる。