ミハエル・シューマッハーのスキー事故を調査しているアルベールビルの検察官、パトリック・クインシーは、シューマッハーがわずか数メートル斜面から外れただけだったと明らかにした。

「彼は赤と青のコースの合流点に達し、赤い斜面を滑ってコースから外れた」とクインシーは語っている。
「彼は明らかに優れたスキーヤーだが、スキーのうちのひとつが斜面に出ていた岩に当たったんだ」
「その岩は斜面からわずか8メートルのところにあり、転倒した彼の位置は斜面から9メートル離れたところだった」

 また捜査官のステファン・ボゾンは、シューマッハーのスキー用具が破損していたり、事故の原因になった証拠はないと述べている。
「スキーは完全な状態だったので事故の原因ではない。しかし、彼が確かに岩にあたったことを証明する傷がスキーの下にあった」

 クインシーは、コースの標識が十分ではなかったためにシューマッハーが斜面を外れた可能性も疑った。
「斜面の表示は十分だったので、スロープが実際にどこで終わるのか、すべてのスキーヤーは分かったと思う」とクインシー。
「スキーヤーが危険区域に入るのを防ぐため、スロープの終わる場所はちゃんと表示されている」

 シューマッハーは、現在もグルノーブルの病院で引き続き昏睡状態に置かれている。

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