現在のF1マシンは、さまざまな箇所にセンサーが装着され、走行中の空力に関するデータがテレメトリーによってリアルタイムでピットへ送信されている。それらのセンサーの中で代表的なものがコクピットの下、キールの前に取りつけられている速度センサーだ。

 ノーズの下から流れてくる空気の速度を直線走行時だけでなく、ステアリングを切ってヨー角が変化した状態で計測することで、空気の流れの変化を分析する重要なセンサーである。いまでは、どのチームのマシンにも取りつけられている必需品だが、センサーそのものに空力的なメリットはない。むしろ空気の流れを遮断するため、デメリットにつながりかねない。

 メルセデスは今季このセンサーに空力付加物を装着、デメリットを削減する工夫を行っている(写真1枚目)。レッドブルもチームの地元であるオーストリアGPで、このエリアに改良を加えてきた。メルセデスがセンサーそのものにパーツを装着しているのに対して、レッドブルはセンサーとノーズ下のカナードを連結するパーツを装着している(写真2枚目)。

 今後、ライバルチームが追随してくる可能性は十分あるだろう。

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