F1において、ブレーキのマテリアルを数チームに供給しているブレンボによれば「カナダGPは全19戦で最もブレーキディスクに対する負担が厳しいサーキット」だという。7つあるブレーキングポイントのうち、実に6カ所でブレーキペダルを踏む力が100kgを超えるヘビーブレーキングを行うからだ。

 1コーナー155kg、3コーナー(第1シケイン)122kg、6コーナー(第2シケイン)133kg、8コーナー(第3シケイン)151kg、10コーナー(ヘアピン)148kg、そして最終13コーナーが171kgだ。

 カーボンブレーキの温度は踏み始めが300℃あたりで、急激に上昇して500℃前後で機能するように設定されている。その後ブレーキの温度はさらに上昇し、最高1000℃近くまで達したあと、次のブレーキングに備えて急激に温度が下がるようにブレーキダクトがデザインされている。

 今年のカナダGP決勝は好天のもと行われたので、どのチームもブレーキダクトを最大限に開けていた。ブレンボは熱を逃がすために、穴が多いディスクを用意。カナダGPの次にブレーキに厳しいというバーレーンGPでは約1000個の穴が開いたディスクを使用していたが、モントリオール仕様は1520個の穴を設けたもの。ディスクが長時間、高温にさらされないように設計されたもので、メーカーの努力とチームの気遣いによって、ブレーキに関する深刻なトラブルを未然に防ぐことができた。

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