メルセデスAMGのCEO、ニック・フライは、ミハエル・シューマッハーが引退した後のドライバーについて、現フォース・インディアのポール・ディ・レスタが有力な候補であると認めた。
同チームのCEOを務めるフライは、シューマッハーの来季去就がまだ決まっていないと述べた上で、引退した場合にはディ・レスタが有力な候補になると、スカイ・スポーツ・ニュースに対して語った。
「ポールは我々の候補上にいる」とフライ。
「彼はとても素晴らしい仕事をしてきた。彼はナイスガイで、偉大なチームプレーヤーだ。万が一、ミハエル(・シューマッハー)が続けないと決めた場合は、間違いなく彼が検討候補のひとりになる」
「まだ決定を下す段階には達していないが、我々はポールに対する多くの賞賛を持っている」
2004年にマクラーレン・オートスポーツ・アワードを受賞したディ・レスタは、以来メルセデスと長期的な関係を築いており、2006年にはメルセデスとともにユーロF3のタイトルを獲得、2010年にはDTMを制した。また、現在所属するフォース・インディアもメルセデスエンジンを搭載している。