メルセデスGPのボス、ロス・ブラウンは、ヘレステストを終えた後、残りのシーズンオフテストを有意義に使うためにはいくつかの問題を解決しなければならないと認めた。4日間のうち2日間はMGP W02にトラブルが発生、走行時間をロスした。

 シューマッハーが担当した2日目と3日目にはマシンは信頼性を発揮し、シューマッハーは多くの周回を走りこみ、2日目にはトップタイムをマーク、満足感を表している。
「ヘレスでの2日間のテストを終えて、自分たちの作業には満足できている」とシューマッハー。
「今日も多くの距離を走りこみ、小さな問題は出たものの、とてもいい走りができ、テストプログラムを着実に進めていくことができた。これはこの時期には大切なことだ。金曜にスタートする次のバルセロナテストでさらに開発を続けるのが楽しみだ」

 しかしニコ・ロズベルグが走行した初日には、リヤウイング、ギヤボックス、センサーにトラブルが発生、4日目には予防的措置でエンジン交換が行われた。
「プレシーズンテストでは1周1周が重要だ。今日の作業はうまくいったけれど、長時間にわたって走れなかったのはついてなかった」とロズベルグは最終日のセッションを終えた後で述べている。
「今は進歩の途中であり、これからたくさんの作業をしなければならない。でも今後に予定されている開発を考えると、僕らは前進し続けていくという自信が持てる」

 ブラウンはヘレステストを総括して次のようにコメントしている。
「ヘレスでの4日間は、チャレンジもあったものの、チームにとって非常に有意義だった。中間の2日間は信頼性が高く、多くの距離を走りこむことができた。しかし今後の2回のテストにおいて走行時間を最大限に有効に使うためには、いくつかの問題を解決する必要がある」
「ミハエルもニコもマシンを快適に走らせており、我々は信頼性を高め、タイヤとKERSへの理解を深め、今後の開発を進めていくことを最優先に考えている」

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