メルセデス・グランプリが、ニコ・ロズベルグのチームメイトとしてミハエル・シューマッハーを起用したがっているとウワサされているが、彼らはシューマッハーが加入してくれるなら、ドライバー以外の役割でも構わないと考えていると報じられている。
シューマッハーはフェラーリとの契約を更新したものの、新たな契約はロードカーの開発に重点を置いたもので、F1のコンサルタントの役割は含まれておらず、シューマッハーは自由に他のチームで働くことができる状況であると見られている。
デイリー・ミラーは、メルセデスからのオファーは、シューマッハーがチームにおいてやりたい仕事を自分で選ぶことができる内容であると主張している。
「メルセデスは、マニュファクチャラーとしてのF1活動を新たに開始するにあたって、ドイツで最も有名なドライバーに、彼らのメンバーに加わるよう、熱心に説得している」とデイリー・ミラーには記されている。
「彼らは彼に対して、もしレースをしたくないのであれば、チームにおけるいかなる職を選ぶこともできると話している」
「メルセデスは、ジェンソン・バトンがマクラーレンに移籍したことでできた空席に彼を据える用意があるだけでなく、コクピット、マネージメント、あるいは移動大使やアドバイザーなど、他のさまざまな役割について話し合う意思もある」
メルセデスがもしシューマッハーをドライバーとして獲得できなかった場合は、ニック・ハイドフェルドとロバート・クビカ(ルノーが参戦しない場合)が来季ドライバーの有力候補であると見られている。