メルセデスベンツは5日、2014年のDTMドイツツーリングカー選手権に臨むドライバーラインナップを発表した。昨年から1台増え、7台でタイトル獲得を目指すことになる。
DTMでは2012年から2ドアクーペモデルによる新規定を導入。メルセデスベンツはCクラスクーペをベースとしたマシンで参戦してきたが、12年にはBWM、13年にはアウディにタイトルを奪われ、まだ新規定になってからチャンピオンを獲得していない。
昨シーズンは6台体制でシーズンに臨んだメルセデスだが、8台体制のライバル勢に対しセッティング面で遅れをとることが多く、今季は8台にするのではないかと思われていたが、最終的に今季のメルセデスベンツ勢は7台という体制に落ち着くことになった。
具体的な参戦チームについてはまだ明確にされていないが、7名のラインナップを見ると元F1ドライバーのポール・ディ・レスタ、ビタリー・ペトロフが加わった一方で、ロバート・メルヒが離脱。ゲイリー・パフェット、クリスチャン・ビエトリス、ロバート・ウィケンス、ダニエル・ジュンカデラ、パスカル・ウェーレインが残留となっている。
パフェット、ディ・レスタというチャンピオン経験者を主軸にタイトル獲得を狙うメルセデスベンツ勢のドライバーたちは、ホッケンハイムでの開幕に向けオーストリアのゼーフェルトという観光地でキャンプを行っている。