メルセデスF1チームのエグゼクティブディレクターであるトト・ウォルフは、メルセデスは若手ドライバーテストに不参加だったため、ハンガリーGPの金曜に遅れを取り戻さなければならないと述べた。
メルセデスはシーズン中に規則違反となるテストを行ったため、ペナルティとして先週のシルバーストンでの若手ドライバーテストへの参加を禁じられた。シルバーストンではハンガリーから採用される新しいタイヤのテストも行われた。
「ハンガリーの週末に向けて幻想は抱いていない。乗り越えなければならない、たくさんのチャレンジに直面するだろう」とウォルフは述べている。
「金曜には追加の課題に取り組まなければならない。新しいタイヤが我々のマシンでどういう働きを見せるかを調べる必要があるのだ」
「その後、高い気温、熾烈なサーキット、ピレリのソフト&ミディアムタイヤといったものに慣れる必要がある」
「ニュルブルクリンクのレース中にはタイヤがオーバーヒートしたため、ハンガリーで同様の問題が起こる可能性を最小限に抑えたいと考えている。ハンガリーの路面温度もとても高いからね」
「チームはドイツGP以来ずっと、問題を解決するために努力してきた。(ハンガリーでは)新しいタイヤによってどのように状況が変化するかが分かるだろう」