メルセデス・ベンツ・モータースポーツ・バイス・プレジデントのノルベルト・ハウグは、メルセデスAMG以外にも2012年型マシンを最初のシーズンオフテストに持ち込まないチームはあるはずだと述べた。
メルセデスは、5日、来季のチーム名を「メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム」に変更することを発表、その際に2012年型マシンW03は2回目のシーズンオフテストでデビューさせる予定であることも明らかにした。
Auto Motor und Sportの報道としてF1SAが伝えたところによると、ハウグは「(それによって使える)2週間でたくさんの作業ができる」と述べたということだ。
「こういうやり方をするのは我々だけではないかもしれないね」
新車導入が2回目のテストからということになれば、ミハエル・シューマッハーとニコ・ロズベルグは開幕前にそれぞれ4日間ずつしか新車で走れないことになる。
「ブラックリーのファクトリーでシミュレーション作業をかなり行うことができる」とチームのチーフ・エグゼクティブ、ニック・フライはコメントしている。
2012年からは、新車はテストの前にFIAのクラッシュテストすべてに合格しなければならない。これまではシーズン開始前にクラッシュテストにパスしていればよかった。