19日、ルイス・ハミルトンがメルセデスW05でバーレーンF1合同テスト初日の走行をスタートした。
ヘレステストでの4日間で全チーム中、最多の309周を走り切ったメルセデスは、バーレーンでも順調に周回を重ねていたが、終盤にブレーキトラブルが発生。ハミルトンは74周の中で1分37秒908のタイムをマークし、この日の3番手となった。
「今日は思っていたほどの周回数を走ることができなかった」とハミルトン。
「でも全体像を見れば、僕らはこれまで最多の周回数を走ってきたのだから、そのことにはとても満足だ」
「順調に走りこんでいるように見えても、僕らは難しいチャレンジに直面している」
「まだ問題に出くわすし、マシンに関していろいろなことを発見している」
「でも、他のチームにも問題は出ている。一部のチームは比較的多くの問題に見舞われている」
まだパフォーマンス向上のための作業を集中的に行ってはいないが、メルセデスは強力に思えると、ハミルトンは述べた。
「最初のテストではとにかく走行距離を稼ぐことを目指し、パフォーマンスの面は重視していなかった。でもそろそろ(パフォーマンス向上のための)仕事を始める」
「パフォーマンスに関して僕らがどのあたりに位置しているのかを知るのはかなり難しい。でも、走行距離に関しては僕らがトップだ」
「それに、今のところ、タイムでもすべてのメルセデス勢が上位にいる」