ミハエル・シューマッハーは、オーストラリアGP予選でメルセデスが見せた速さは本物であると自信を示した。
ニコ・ロズベルグはオーストラリアGP予選Q2で最速タイムをマーク、予選最終結果はシューマッハーが4位、ロズベルグが7位だった。ふたりはレース序盤は上位を走ったが、シューマッハーはギヤボックストラブルでリタイア、ロズベルグはタイヤに苦しみ順位を落とし、最終ラップではセルジオ・ペレスと接触し、12位に終わった。
シューマッハーは、メルセデスはオーストラリアでは予選ほど決勝で速さを発揮できなかったが、今後いい結果が望めるという期待を抱いていると語った。
「メルボルンでの開幕戦は残念な結果に終わった。でも大きな期待を抱いてマレーシアに臨む。オーストラリアで僕らのマシンには戦う力があると分かったからだ」とシューマッハー。
「もちろんメルボルンは、真の力関係を示す代表的なサーキットではないが、それでも今後のレースに向けてマシンにいい感触を持てた」
「セパンは興味深いレースになるだろう。すべてのマシンの真の序列が初めて見えてくるだろうからね。低速、高速とさまざまなコーナーがあることで、自分の状況がよく分かる。ドライバーにとってもエンジニアにとってもマレーシアのレースは楽しいし、人間とマシンの両方にとって過酷なレースでもある」