20日〜21日の2日間、ロシアの首都モスクワで『モスクワ・シティ・レーシング』と題したモータースポーツイベントが開催され、多くのF1チームをはじめWRC、DTM等、多くのシリーズのマシン、ドライバーが参加した。
2015年のF1開催を目指すほか、今季からはDTMのシリーズ戦も開催されるロシア。WTCCに参戦するラーダや、ル・マン24時間に参戦するG-ドライブ・レーシングをサポートするガスプロムをはじめモータースポーツ熱が高まっているが、そんな中、モスクワ市街に特設コースを設置し、デモランイベントを行うビッグイベントが開催された。
『モスクワ・シティ・レーシング』と題されたこのイベントには、F1からマクラーレン、フェラーリ、ロータス、マルシャ、ケータハムの各チームが参加。ジェンソン・バトン、ロメイン・グロージャン、マックス・チルトンのレギュラードライバーに加え、小林可夢偉、ヘイキ・コバライネン、ダビド・バルセッキが参加。
また、WRCからはシトロエン・レーシング&ダニエル・ソルドが登場。今季モスクワでレースを開催するDTMからは最新の3メーカーのマシンが登場し、アンディ・プリオール、マイク・ロッケンフェラーのふたりの現役ドライバーに加え、昨年限りで引退したラルフ・シューマッハーが登場。メルセデスベンツCクラスクーペのステアリングを握った。
さらに、ダカールラリーのカミオンクラスに登場するカマズ・マスターのエドアルド・ニコラエフがデモラン。あいにくの雨模様となったイベントで可夢偉、ニコラエフがコースアウトするシーンがあったものの、トークショーをはじめ多くのファンで賑わうこととなった。
また、重要なマーケットであるロシアの首都でのイベントということもあり、ニッサン/ニスモをはじめ多くの企業が協賛。NISSAN LEAF NISMO RCも登場したほか、多くのバナーがコースを飾った。
Moscow City Racing 2013, 21 июля