レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ラリー/WRCニュース

投稿日: 2015.06.26 00:00
更新日: 2018.02.17 08:56

モンスター田嶋、公式練習でクラス2番手タイム


2015.6.24
コロラドスプリングス U.S.A – パイクスピークEVチャレンジ実行委員会

2015 パイクスピーク・ヒルクライム レースレポート
6.24 練習/予選走行1日目

 練習/予選走行1日目は、昨日から一転してボトムセクションの走行となった。決勝レースと同じスタート地点から緩やかに標高を上げて行き、グレンコブの1マイル程手前でフィニッシュ。走行距離は10kmほどと長く、全コースの約半分に値する。パイク・ナショナルフォレストの広大な森の中を縫うルートだ。路面状況も比較的良く、コース幅も広いため気持良く走ることができる。

 午前5時30分に走行スタート。少し雲が出ていたが降雨の心配はなく、気温も高めに感じられた。ドライバーのモンスター田嶋にとっては、もう数十回は走った慣れたコースがだが、全くのニューマシンである“Tajima Rimac E-Runner Concept_One”にとっては、初めてのコース。トルクベクトル制御まで搭載する4モーター4輪独立制御のハイテクマシンだが、まずコースを学び、様々な要素をフィットさせる事から始めなくてはならない。チームでは、今日とは違う決勝の路面を想定しながら、セッティングを進めた。

ドライバー モンスター田嶋コメント
「新しいマシンは、これまでで最もパワーとトルクがありますし、非常に良い状態です。ただ、そのパワーを活かす制御が上手くいっていないので、そのセッティングを進めています。ボトムセクションの路面は問題ありませんでした。四輪独立制御を熟成させていくことが、今一番大事な事ですね。」

 明日の練習走行2日目は、ミドルセクションとなる。急斜面に刻まれたつづら折れの山道で標高を一気に上げて行く区間であり、好タイムを刻むためにはパワーとトラクションが必要なコースだ。

Practice/Qualify Day1  Electric Modified Div. RESULT
Pos. No. Driver Car Run1 Run2 Run3
1 3 Rhys Millen eO 03:47.2 03:43.8 DNS
2 1 Nobuhiro Tajima TAJIMA 04:06.8 04:08.3 04:23.2
3 83 Tim O'Neil Entropy Racing  04:51.0 04:50.5
4 82 Rick Knoop Entropy Racing 05:23.6 04:57.5 04:56.3
*Unofficial

チーム公式WEBサイト・画像等
WEB:http://www.apev.jp/teamapev/
facebook:https://www.facebook.com/teamapev