フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモロは、ロータスを離脱したジェイムズ・アリソンがスクーデリアに加入するのではないかとの噂を否定した。
ヨーロッパラウンド緒戦のスペインGPを目前に控えた8日、ロータスがテクニカルディレクターのアリソン離脱を正式に明らかにし、後任にエンジニアディレクターを務めるニック・チェスターを昇格させることを発表した。
このアリソン離脱の背景には、ライバルチームによる引き抜きの噂が流れており、マクラーレンやメルセデスと並んでフェラーリも有力な移籍先だと報じられていた。
しかし、フェラーリのボスであるモンテゼモロは、アリソン加入の可能性を完全に否定したと、autoweekが伝えている。
「私の知る限り、それは全くない」
「そのような噂は承知していないし、それは否定しなければならない」
アリソンは、2000年から2005年までフェラーリに在籍しており、ロス・ブラウンのもと、ミハエル・シューマッハーと仕事をしている。