先週末のトロント戦を終え残り6戦となったベライゾン・インディカー・シリーズ。第10戦終了時点で、ポイントスタンディングのトップに立つのはファン・パブロ・モントーヤ(チーム・ペンスキー)。佐藤琢磨(AJフォイト)は、ランキング13位で後半戦に挑む。
開幕戦セント・ピーターズバーグを勝利したモントーヤは、ダブルポイントとなるインディ500も勝利し、第10戦トロントを終えて374ポイントを獲得。開幕戦からポイントランキングトップをキープし続けている。
モントーヤを27ポイント差で追うのが、昨年の王者ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)。勝利は、第5戦グランプリ・オブ・インディアナポリスのみだが、ここまでポールポジションを5回と今年も抜群の速さを見せている。
ランキング3位につけるのは、第3戦ロングビーチと第9戦テキサスで勝利したスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)で329ポイント。無冠の帝王エリオ・カストロネベスは4位に付け、52ポイント差でモントーヤを追う。
シボレー勢が強さを見せる今シーズンのインディカー・シリーズだが、ホンダ勢のグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン)が283ポイントでランキング5位に付けている。
デトロイトのレース2で2年ぶりの表彰台を獲得した佐藤琢磨は、200ポイントでランキング13位。ホンダ勢では、レイホール、マルコ・アンドレッティ(7位)、カルロス・ムニョス(12位)に次ぐ4番手だ。
次戦は、6月27日にカリフォルニア州フォンタナのオートクラブ・スピードウェイで500マイルレースが開催される。