2009年の“ライゲート”でマクラーレンを解雇されたデイブ・ライアンが、近くロータス・ルノーGPからF1に復帰するとみられている。
ライアンは、スポーティングディレクターを務めていた2009年の開幕戦オーストラリアGPで、ハミルトンのセーフティカー出動時の追い越しに関し、彼と共に虚偽の証言を行い、後にそれが発覚したことで停職処分を受け、さらにチームが世界モータースポーツ評議会の臨時会合に召喚されたことで、ライアンは35年務めた同チームから解雇された。
そのライアンは今回、ロータス・ルノーGPと共にブラジルGPの会場に姿を見せており、チーム加入に向けた話し合いの機会を持つようだ。
チーム代表のエリック・ブーリエは、この週末にチームとライアンがお互いについて理解し合う時間を過ごすだろうと語っている。
「彼はジニー(・キャピタル/チームオーナー)のコンサルタントだ」とブーリエは語っている。
「彼はマクラーレンで貴重な経験をつんでおり、それは我々の助けにもなるだろう。彼は、我々やチームに会って、ここでの仕事の進め方を確認するためにいる」
ブーリエは、ライアンが今後フルタイムでチームの仕事を行う可能性があるか尋ねられると、次のように答えた。
「恐らくね。しかし、まだ分からないよ」