ロータスのキミ・ライコネンは、バルセロナテスト初日にテレメトリーシステムのトラブルに見舞われ、テストプログラムを予定どおり行うことができなかった。
19日、タイム自体は11人中2番手で、首位のメルセデスのニコ・ロズベルグとはわずかの差だったものの、ライコネンの周回数は44周にとどまり、11人の中で最も少なかった。
データロギングシステムのトラブルが時折発生するために、短めの走行しかできなかったとライコネンは説明している。
「ショートランを何度かすることしかできなかった」とライコネン。
「マシンからデータを全く引き出せなかったので、何かが悪くてもそれを知ることができなかった。そのため多くの周回を走れなかった」
「サーキットはあまりいいコンディションでなかったし、とても気温が低かった」とライコネンは述べ、トラブルが初日に起きたのは不幸中の幸いだったとの考えを示している。