キミ・ライコネンのロータスE21が、予選後のフロアテストで規定の数値に不適合だったことが明らかになった。
アブダビGPの予選で5番手タイムをマークしたライコネンは、予選の後にFIAの車両検査に呼ばれた。この時、ニコ・ヒュルケンベルグのザウバーC32も同様にフロントフロアのテストを受けたが、ライコネンのマシンだけ不適格と判断された。
FIAが発行した声明によれば、「マシンのセンターラインからLHS(左側)に100mmのポイントで垂直荷重をかけたところ、5mm以上たわんだ」と記されている。
これについてロータスの代表者は、スチュワードの召喚を受けている。
チームは、これとほとんど似た状況を今年のハンガリーGPでもロメイン・グロージャンのマシンで経験している。この時は、走行中に縁石に乗り上げてフロアが衝撃を受けたと説明し、ペナルティを回避した。