フェラーリのキミ・ライコネンは、ブラジルGPのレースウイークエンドの土曜に30歳の誕生日を迎えるとあって、表彰台に上れれば最高のバースデープレゼントになるだろうと述べている。
「過去を振り返るとインテルラゴスではフェラーリは常に活躍できているので、今年もそうであることを願っている。難しいだろうことは分かっているけれどね」とライコネンはフェラーリの公式サイトにおいてコメントしている。
「重要となるのは空力ダウンフォースだが、同時にブレーキング時のマシンの安定性も大事だ。最終コーナーは長い上りのストレートからメインストレートへとつながるためにとても重要で、ここではKERSが大きな助けになってくれるだろう」
「ここは僕のキャリアにおいて最高の思い出のあるコースだ。2年前、ここブラジルでドライバーズタイトルを勝ち取ったのだからね。その他にもいい成績を収めており、表彰台には5回乗っている。ブラジルは例年最終戦だったのだが、今年は次にアブダビが控えている。僕はスパや鈴鹿のようなクラシックコースがすごく好きで、インテルラゴスはこのふたつほどテクニカルではないかもしれないけれど、それでもとても要求の高いコースだ。反時計回りなのはとても珍しいし、天候も一瞬で変わってしまうことがある」
「僕の目標は表彰台に乗ることだが、これは簡単ではないだろう。他のチームはマシンを開発しているけれど僕らはここ2カ月ほど同じマシンを使っているので、一戦ごとに僕らのレースは難しくなっている。でも完璧に物事を進め、ライバルたちが苦戦することがあればそこを突いてうまくやらなければならない」
「土曜日には30回目の誕生日を迎える。表彰台に上れれば素晴らしいバースデープレゼントになるだろう。でもそれはライバルたちが何らかの形で“協力”してくれなければ難しいだろうけどね。コンストラクターズ選手権の3位の座を守るために頑張るよ。誕生日のお祝いは、ヨーロッパに戻ってから、友達や家族とする予定だ」
