7日、キミ・ライコネンはロータスE21を初めて走らせ、昨年よりいい状態であるとの印象を語った。
ヘレステスト3日目に初登場したライコネンは、シートポジションの調整や電気系の小さな問題のため、この日の周回数は40周にとどまったものの、新車の第一印象はいいと語った。
ライコネンはロータスの新車についての第一印象を聞かれ、「去年のこの時期よりいい感触を持っている」と答えた。
「いいマシンだと思う。でも今年のマシンがどれぐらい優れているかは、実際にシーズンが始まり、レースで走ってみるまでは分からない。それでも悪いスタートではない」
最初の2日間を担当したロメイン・グロージャンは、新車はあらゆる面で優れていると感じると語った。まだ十分に走っていないライコネンも、控えめながらもポジティブな感想を述べている。
「変化は大きくはないけれど、感触は前よりいい。まだいくつか試していないパーツがあるが、マシンに悪いところは見当たらない。普通のテスト初日だ」とライコネン。
「1回変更し、ハードタイヤしか使っていない。グランプリで使用するパーツをすべては投入していないから、今後さらによくなるのは確実だ。悪い状況ではない」
ライコネンはこの日、シートポジションの調整に取り組み、快適さが大幅に増したと認めた。
「シートの改善に取り組んだ。最初のテストで行う通常の作業だ」
「ファクトリーでシートを作って、感触も確かめているけれど、実際に走ってみなければ分からない。もう問題はないので、明日は本格的に作業を進められるだろう」