ライコネンは自身のウェブサイト上でラリースウェーデンの感想を綴っている。

「ラリースウェーデンは僕にとってWRC初戦。これから続いていくラウンドのひとつを終えたわけだけれど、完走すること、それこそがこの週末の一番の目標だった。本当につまらないミスをしてしまったおかげで、リザルトはさんざんだったんだけれどね。

 やらなければならないことが本当に多かった。コース表面は氷がはっていて、轍からはずれるとふかふかの雪の上を走らなければならなくて、簡単にスピンするんだ。その雪がクルマを覆ってしまうから何も見えなくなって、路肩にある雪の塊に突っ込んでしまうんだ。
 だから歩くほどのスピードで慎重に走っていたんだけど、それでも雪にはまって動けなくなった。スコップで雪をかいてクルマを出さなければならなかったよ。でもこんなことはラリーではよくあることだね。
 とにかく面白かった。結果は期待していなかったんだけど、僕にとっては初めてのラリーだからプレッシャーはあったのも事実。でも参加できて気分はいいよ。

 今は1マイルでも多くこのクルマで走ることが大切だ。クルマが良くなっているなって思うと、本当に良く走るんだ。たくさん走れば走るほど、クルマとの相性が良くなっていく感じさ。
 あと走ってみて、ペースノートがどんなに大切かを思い知ったよ。ノートが正確な場合、すごく楽に速く走れるんだ。でもノートが間違っていたりすると……すごく苦しい思いをした。

 スウェーデンの前にも言ったけど、初戦をこの雪道で迎えるのはとても大変なものだった。だって僕はグラベルもターマックもまともに走ったことはなかったんだから。
 でもすぐにラリーに慣れる自信はあるよ。賭けてもいい。

 さぁ次はメキシコだ。僕にとって初めてのグラベルになる。その前にフランスで1日だけだけれどテストをする予定だよ。
 それにしてもメキシコでコ・ドライバーのカイがソンブレロをかぶっている姿を見れるかと思うとワクワクするね」

 総合30位という結果にも、完走し切った満足感は高いようだ。いずれにせよまだライコネンのWRCシーズンは始まったばかり。今後の活躍に期待したい。

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