キミ・ライコネンは、今のところ今年のフェラーリに戦闘力がないことは確かだが、自分たちは「ばか」ではなく、やるべきことは承知していると語った。
ここまでの3戦、フェラーリは上位を争う力を見せられず、コンストラクターズ選手権では5位に沈んでいる。
バーレーンGPではフェルナンド・アロンソが9位、ライコネンが10位と、ポイントを獲得するのがやっとの状態だった。
しかしライコネンは、フェラーリは優れたチームであり、必ず挽回できると語った。
「少なくとも理論上、(バーレーンは)僕らにとって最も辛いコースだった」とライコネン。
「でも今後新しいパーツが導入されるから、それによって向上することを期待している」
「僕らはやるべきことを心得ている。スタッフは全力を注ぎ込んでいるが、ある程度時間は必要だ」
「僕らはばかじゃない。いいプランを進めている」
「残念ながら、レースの結末を見ると素晴らしい結果とは言えないが、僕はチームを信じているし、状況を好転させられると確信している」
「マシンは向上してきている。感触がよくなっているからね。ただ、それが結果には表れていない」
「やるべきことは山ほどある。ひたすら努力し続けるだけだ。次のレースではもっと強くなっているはずだよ」