キミ・ライコネンは、2014年の契約について、自分の直感に従って正しいと思う選択をするだけであり、それが他人から「愚かな決断」と見られても構わないと語った。
ロータスはライコネンとの契約延長を望んでおり、レッドブルは、マーク・ウエーバーの後任の有力候補としてライコネンとダニエル・リカルドのふたりを考えている。
レッドブルは、今季ドライバーズ、コンストラクターズ、共に4連覇に向けリードしている、現在最強のチームだが、ライコネンは、すべての要素において自分にとって正しいと思うチームを選ぶと述べている。
「パッケージ全体を考え、自分にとって正しいと思う決断をする」とライコネン。
「他の人間から見れば愚かな決断だとしても、僕にとってはそれが正しいと感じる決断かもしれない」
「何が起こるか分からない。今後の状況を見ていくしかない。でもどういう決断をするにしても、それが正しい選択であることを願っている」
「すべて正しいと感じられる必要がある。結局のところは、自分が正しいと思う選択に落ち着く」
「その選択が長期的に見て正解である保証はない。でも結果がどうなろうと構わない」
「自分の選択を受け入れてやっていくよ」
チーム側は、ライコネンのために、PR活動用に要求する日数を減らすことも考えるのでないかといわれているが、それは決断を左右するような要素ではないと、ライコネンは言う。
「PR活動の日数についてはいろいろなうわさがある。(ロータスでは)10日だけど、ものすごい日数が定められているチームもある」とライコネン。
「僕はトップチームのほとんどに所属した経験があるから、どういう感じか、正確に知っている」
「日数のカウントの仕方はそれぞれだし、これが決め手になることはない」