キミ・ライコネンが今シーズン残りの2戦を走らないことを決め、マネジメントチームと連名でコメントを発表した。
アメリカGP決勝を1週間後にひかえ、ライコネンは背中の手術を行うため、同GPおよび最終戦ブラジルGPを欠場することを明らかにした。
10日、ライコネンはマネジメントチームと連名で、以下のような声明を発表した。
「キミ・ライコネンは今週、背中の手術を行う。その回復には4週間を要するため、彼は来るアメリカおよびブラジルGPを欠席せざるを得ない」
「キミは今年のシンガポールGPで背中の問題に見舞われた。問題が再発したことにより、今後再び問題に見舞われることを防ぎ、2014年シーズンに完全な状態で臨むため、彼は手術を受けなければならなくなった」
「キミと彼のマネジメントは、キミがロータスF1チームと共に2013年シーズンを最後まで走ることができないことを悲しく思っている。このチームで彼はドライバーズ選手権3位のポジションを争っていた」
「また、キミとマネジメントは、このニュースが報じられて以来、多数の思いやりあるメッセージをくれたすべてのファンに感謝したい」
ライコネンとロータスチームの間にはサラリー未払い問題が起きており、ライコネンは、経済的な安定を保証できないチームを離れて来年フェラーリに移籍することをすでに決めている。
ライコネンは一時F1を離れていたが、2012年にロータスと契約してF1に復帰、ドライバーズランキング3位を獲得した。2年目の今年も現在3位に位置している。