フェラーリは、キミ・ライコネンが2014年にマラネロに復帰するとの報道を、再度否定した。
2週間ほど前、フェラーリがライコネンに対し2014年のシートに関するオファーを行ったと報じられた際、チームのスポークスマンは「うわさが飛び交う時期の典型的な幻想だ」とコメントしていた。
今回、ライコネンの地元紙であるフィンランドの『Ilta-Sanomat』は、2007年のワールドチャンピオンがフェラーリからのオファーを受け入れることを決めたと伝えている。
しかし、フェラーリは今回の報道に対しても、前回とほぼ同様の声明でライコネンの復帰を否定した。
「現時点では」と前置きした上でスポークスマンはBBCに「我々は、ドライバー市場に関して、いかなる検討も行っていない」と語った。
ただ、motorsport.comは、フェラーリがライコネンを獲得した場合、フェルナンド・アロンソがレッドブルに移籍するとのシナリオを排除しているようにも見えると報じている。
「我々にとってドライバーは問題ではない」とスポークスマン。「仮にフェリペ(・マッサ)を代えなければならなかったとしてもね」
ドイツのアウト・モーター・ウント・シュポルトは、ライコネンのマネジメントがロータスおよびレッドブルとの交渉材料に、フェラーリとの噂を利用しようとしているとの見方も示している。