マクラーレンのチームプリンシパル、マーティン・ウィットマーシュは、キミ・ライコネンは今季末でロータスから離脱しようと心に決めていると語った。

 また、ウィットマーシュは、マクラーレンは昨年ライコネンと交渉を行ったものの契約に至らなかったと明かした。
 今季に関しては今のところ交渉を行っていないが、今後話をしないとは断言できないと示唆している。

 ライコネンは2002年から2006年までマクラーレンに在籍していた。

 F1公式サイトのインタビューの中で、ライコネンを再び獲得することを考えたことがあるかとの質問に対し、ウィットマーシュは「イエス」と答えた。
「キミは昔から素晴らしいドライバーで、私は彼の大ファンだ。今はいろいろなうわさが出ているが、どうなるのか見ていこう」
「こんなこと言うべきではないのだろうが、正直に言うと、去年我々は彼と交渉を行った。だがさまざまな理由で(契約は)実現しなかった」

 ライコネンは今年、ロータスを離脱し、他のチームに移るつもりでいるが、難しいかもしれないと、ウィットマーシュは考えている。

 ライコネンはレッドブルと話をしてきたが交渉は決裂したともいわれており、他にはフェラーリへの復帰の可能性もうわさされている。

「明らかにキミは他のチームに行こうと決めている」とウィットマーシュ。
「彼は目標を達成することはできないと私は思っている。彼がどういう行動をとるのか、見ていこう」

 ウィットマーシュは、今のところライコネンと来年に向けた話はしていないものの、今後その可能性がないわけではないと語った。

「今年は話をしていない……今のところは」
「今はキミと話していないが、ドライバーマーケットの状況を見ていく」

 ベルギーの週末には、ウィットマーシュは、現在のドライバー、ジェンソン・バトンとセルジオ・ペレスを来年も走らせたい考えであると示唆していた。

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