ニキ・ラウダは、セバスチャン・ベッテルとレッドブルの契約が“長期”なものだと語っている。
現在、メルセデスAMGのノン・エグゼクティブ・チェアマンを務めるラウダは、ベッテルがレッドブルと交わしている現行の契約について、正確な期間を把握していると主張している。
「レッドブルとセバスチャンの契約について知っている。それは長期のものだ」と、ラウダがイタリアのテレビ局Griglia di Partenzaに語ったと、SPEEDが伝えている。
「彼を獲得するためにメルセデスが契約しなかったのは、それが理由だ」
レッドブルのチームオーナー、ディートリッヒ・マテシッツは、ベッテルが2014年末まで残るとイタリアのLa Gazzetta dello Sportに語っている。
「ほかに問題になるようなことは何もない」とマテシッツ。レッドブルは2011年の開幕前に、ベッテルとの契約を2014年末まで延長している。
しかし、ベッテルが2015年以降もチームに留まるかは定かではない。フェラーリがフェルナンド・アロンソとベッテルのコンビを否定しているなか、ベッテルがフェラーリと契約を結べば、レッドブルもアロンソの獲得を考慮する可能性はあるという。
「彼(アロンソ)がまだレースをしていれば、それがダメな理由はないだろう?」
マテシッツの片腕と言われるヘルムート・マルコは最近、マーク・ウエーバーに批判的なコメントを向けているが、マテシッツはレッドブルの強さのひとつが「完璧なドライバー」にあると主張する。
「ウエーバーは、強くカリスマ性を備えた特別なドライバーだ」と、彼は語っている。