マルシャと契約したルイス・ラジアが、シーズンが始まる前にシートを失うのではないかと危惧されている。
2月上旬にマルシャはマックス・チルトンのチームメイトとしてラジアの起用を発表した。
ラジアはヘレステストでは走行したものの、続くバルセロナテストには参加せず、それはスポンサーからチームへの支払いがなかったからであると報道されている。
28日、最後のシーズン前テストがスタートしたが、再びチルトンがステアリングを握っている。
motorsport.comによると、ラジアは、2013年の契約に関して、責任者の間に衝突が生じていると認めているということだ。
彼は25日に、彼のマネジメント陣営が数日中に問題を解決するはずだと述べたという。
しかしラジアの母国、ブラジルのO Estado de S.Paulo紙に記事を書いているジャーナリスト、リビオ・オリチオは、状況はよくなさそうだと述べている。
27日、彼は「ルイス・ラジアの携帯電話にメッセージを残したが、返事が返ってこない」と述べている。
「ラジアとマルシャの間に支払いの遅れが生じ、それによって先週のテストで彼は走れなかったと聞いた」
「(今週のテストでは)そうならなければいいのだが。しかし今の時点では同じ状況のようだ。こうなるとますますラジアのF1での将来に疑問を感じる」
ラジアが乗れなくなった場合、ナレイン・カーティケヤンとジュール・ビアンキが代わりの候補として推測されている。