2010年F1第17戦韓国GPの金曜プラクティスを終えたフォース・インディアのビタントニオ・リウッツィが、まだライン上以外は滑りやすいため、レースでオーバーテイクをするのは楽ではないだろうと語った。
■フォース・インディアF1チーム
エイドリアン・スーティル フリー走行1=14位/2=15位
今日は新しいコースを学び、とても楽しかった。流れのいいコースで、素晴らしいコーナーもいくつかある。特に、ピットストレートに続く最終セクターのコーナーがいいね。現代的なコースで、様々な特性を備えている。グリップがよくなってからは、ラップを刻むのが楽しくなった。1日の間にタイムが大幅に向上したし、これからもっと上がると思う。今日のチャレンジのひとつは、こういう変化についていくことだった。今日はプログラムを順調にこなし、ペースを上げられ、すべて予定どおりにいった。ロングランでそれほど多くの周回は走らなかったけれど、週末を通して使える、役に立つデータはたくさん持っている。全体的にいい1日だった。
ビタントニオ・リウッツィ フリー走行1=17位/2=14位
このコースはすごく面白いし、走っていて楽しかった。FP1の最初の15分はグリップがとても低く、コースアウトせずにマシンを走らせるのも難しい状態だったけれど、着実によくなっていき、その後は問題なくなった。でもラインを外れるとまだすごくダーティで滑りやすい。だからレースではオーバーテイクは難しいだろうね。ラバーが乗っているところから外れると、スライドしてしまうから。今日のプログラムは順調にいった。今日最後の周の最終セクターで、ごく小さな問題が出ただけだ。マシンが片側に引っ張られるようになってきたんだ。でもそれほど心配するようなことではなく、セッションを数分早く切り上げただけだよ。今の段階でタイヤについてはっきり予想するのは難しい。グレイニングがかなりひどく、皆ロングランで安定した走りをすることに苦労していると思う。特にソフトタイヤが難しい。全体的に見て、タイヤの両コンパウンドにおいてのバランスとセッティングの方向性についていいアイデアを得ているから、週末をいい形でスタートできたと思う。