トロロッソのリザーブドライバー、ダニエル・リカルドが、すでにF1レースに出場する準備はできており、来年にはレースドライバーに昇格したいと語った。
トロロッソの金曜プラクティス走行を担当しているリカルドのパフォーマンスには注目が集まっており、来季F1デビューすることが予想されている。
15日にフォーミュラ・ルノー3.5のレースが行われ、ジャン-エリック・ベルニュがタイム加算のペナルティを受けたため、リカルドが繰り上がりで今季初優勝を手にすることとなった。
レース後、Motorsport Totalから、F1参戦への準備はできているかと聞かれたリカルドは、次のように答えたとF1 Timesが報じた。
「この質問はしょっちゅう受けるけれど、僕の答えはイエスだ。準備はできている」
「ひとりのドライバーが食中毒か何かになって、僕がマシンに乗らなければならない状況になったら、大喜びで乗るよ」
リカルドは、セバスチャン・ブエミかハイミ・アルグエルスアリの代わりに来季トロロッソのレースドライバーに昇格するのではないかとみられているが、本人も来季レースデビューを目指していると断言した。
「(フォーミュラ・ルノー3.5で)一生懸命戦い、もっと学習し、前の年よりミスを減らし、その後F1に集中して2012年に備える。来年はレースシートにつきたいね」