2014年F1マレーシアGPの日曜決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドはリタイアを喫した。
■インフィニティ・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=リタイア
今日はしっかり上位でフィニッシュし、ポイントを稼げると思っていた。
レースは最初はとてもうまくいっていた。とてもいいスタートを決めてふたつほど順位を上げ、上位争いに加わろうとしていたんだ。上位でポジション争いをしながら走るのは楽しかった。でも最後のピットストップで問題が起きた。
全員が、タイヤはきちんと装着されたと思っていたと思う。でも発進するとすぐに何かおかしいと感じた。左フロントがルーズになっていた。
僕はマシンを止め、押し戻された。そして1周後、フロントウイングが壊れ、タイヤがパンクした。どうしてそうなったのか分からない。ふたつの不運によってレースが台無しになった。
ストップ・アンド・ゴー・ペナルティも受けて、その後すぐに僕らのレースは終わってしまった。すごく好調だったのに、ほんの短時間で最悪の状況になってしまった。
本当にがっかりしている。でも少しだけ嬉しく思うことがあるんだ。最初の2戦、僕自身はある意味、思っていたとおりに戦えた。もっと向上したいけれど、いい形でシーズンをスタートしたことには喜んでいる。少しだけ運が味方してくれれば、すぐに状況を好転させ、ポイントを獲得できるだろう。
上位でレースをするのはすごく楽しい。ここまでその特権を与えられてきて、この2戦はとても楽しめた。病みつきになりそうだよ。もっとこういう戦いをしたい。皆、今年は上位争いをする僕を何度も見られるはずだよ!