2015年F1ロシアGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは10位、ダニール・クビアトは11位だった。

■インフィニティ・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 予選=10位
 Q3ではセットアップ変更によって遅くなってしまった。でも明日向かうべき方向性については分かったから、その点ではよかった。

 このサーキットではいいラップを走れたとしても予選9番手が精いっぱいだったと思う。つまりさほど大きなロスはなかったということだ。

 決勝ではやれる限りのことをする。周囲のチームは強力だけど、攻めていくよ。

 ポジティブな出来事について触れると、カルロス(・サインツJr.)が元気だという知らせを聞けてよかった。

 
(Crash.netのインタビューに応え)簡単にQ3に行けるとは思っていなかったから、進出できてよかった。予選で初めて燃料を軽くして走った。セットアップのいい妥協点を探そうとしてQ3で変更したら、それがうまくいかなかった。0.7秒も遅くなってしまった。ちょっと変だよね。

 でも今回の予選では9位かせいぜい8位が精いっぱいだったから、それほど大きなロスではない。それに学習することができたのはよかった。同じセットアップ変更はしない。同じミスはもうしないよ。

(トロロッソのマックス・フェルスタッペンに負けたことに関して)彼らのチームは去年もここで強かった。マシンの特性が関係しているのだろう。でもロングランでは僕らは悪くないと思う。明日はマックスを倒すことができるはずだ。でも去年ソチは彼らが最も得意とするコースのひとつで、僕らにとってはどちらかというと苦手なコースのひとつだった。そういう傾向は確かにあるけどね。

ダニール・クビアト 予選=11位
 今日の予選では全力を出し切ったと思う。残念ながら最後のタイヤセットで1周しかクイックラップを走れなかった。予定より遅くコースに出て行かなければならなかったんだ。最初の計測ラップではタイヤの準備が整っていないと感じた。2周目を走っていれば簡単にタイムを更新していたはずだ。今回はそういうパターンだからね。でも2周目を走る時間がなかった。がっかりだよ。

 11番グリッドは悪くはないし、少なくともタイヤを自由に選べる。積極的に戦って入賞圏内で完走したい。それができればいい結果と言えるだろう。

 カルロスの事故には最初恐ろしい思いをした。でも彼がサムズアップするのが見えてほっとしたよ。彼は強い男だ。無事で嬉しい。

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