ルノーF1のエンジニアリングディレクター、パット・シモンズはスペインGPで“修正版”のダブルデッカーディフューザーを導入すると明らかにした。
エースドライバーのフェルナンド・アロンソのホームグランプリであるスペインGPにおいて、これまで思うような結果を残せていないR29に空力面の改良を加えることをすでに明らかにしていた。
「私は今季の序盤戦に失望している」とシモンズ。「我々は冬季テストで自分たちの競争力を評価することの難しさを知っているが、我々がメルボルンに到着した時点で、周囲の競争力が思った以上に高いことに気がついた。しかしチームが競争力を高めようとする努力する姿に感銘を受け、我々は中国GPで1台に新ディフューザーを導入することができた」
「全チームが開発を進めていく中で、我々が中国に新ディフューザーを持ち込めたのは新たなトライだった。我々はいくつかのバージョンアップを予定しているが、我々は最初のひとつをバルセロナに持ち込む。さらにフェアリングやリヤウイングも新型を導入する予定だ」