ルノーは、ハンガリーGPの決勝レース中にピットロードで危険なリリースを行ったとしてFIAから5万ドルの罰金を科せられた。
ルノーチームは15周目にクビカをピットストップさせた際に、後ろからフォース・インディアのエイドリアン・スーティルが迫っていたにも関わらず、そのままクビカを発進させてしまい、スーティルがクビカのマシンに追突するかたちとなった。
スーティルはこの時のダメージが酷くその場でリタイア。一方のクビカもその後一旦はレースへの復帰を果たしたものの、結局フロントサスペンションのダメージによって23周でリタイアしている。
FIAはこの一件がルノー側のミスによるものと判断し、クビカにレース中の10秒ストップペナルティを科したほか、さらにチームに対しても5万ドル、日本円にして約432万円の罰金を科している。