ビタリー・ペトロフを来季も残留させるかどうか、ルノーは約2週間後には決定するとの報道がなされている。
ペトロフはチームメイトのロバート・クビカのパフォーマンスに遠くおよばず、来季もルノーに残留できるかどうか疑問視されている。ルノーはすでにペトロフを候補から外し、他の選択肢を検討しているとの推測もあり、候補の中に小林可夢偉も含まれているとも報じられた。
ルノーのチームプリンシパルのエリック・ブーリエは、ペトロフを来季候補から外したとの報道を否定する形で次のようにコメントしたと、motorsport.comは伝えている。
「彼(ペトロフ)は、ここまでよくやっている。したがって我々は今後の展開を見ていく。シーズン終了前には来年のプランについての議論を始めることになるだろう」
しかしフィンランドのトゥルン・サノマット紙は、ペトロフは夏休み前のハンガリーGPまでに結果を出すことを求められていると報じている。
ペトロフ自身は、「自分がもっと進歩する必要があることは分かっている」とコメントしている。
「これまで同様、まずはロバートのペースに追いつくことが最初の目標だ。その後、予選でトップ10に入り、レースで完走しなければならない」