2014年に向けF1チームはマシンを最低重量に近づけることに苦労しているといわれているが、ルノーは、その状況を予想して制限をもっと引き上げるよう早い段階でアドバイスしていたが、反対を受けて実現しなかったと述べた。

 現在、マシンとドライバーを合わせた最低重量は642kgとなっているが、2014年には新たなパワーユニット導入に伴い、690kgに引き上げられる予定となっている。しかしマシンの重量増加はそれ以上のレベルになるものと予想されており、体重が重いドライバーを乗せることが不利になるのではないかといわれている。

 ルノー・スポールF1の副マネジングディレクター、ロブ・ホワイトは、ルノーとしては何カ月も前に重量に関する懸念を示していたが、取り上げられることはなかったと述べた。

「規則変更の重量における影響を考慮に入れるよう、早い段階で要求する必要があった」とホワイト。
「今後のパワーユニットとレースカーは重量に関し現在のエンジンとマシンと同様、最適化されるものと確信している。しかし我々は、全体的な重量に関するチャレンジは現在の規則下よりも厳しくなるものと以前から予想している」
「我々としては(最低)重量の変更を、実際に適用された数値よりももう少し大きくするよう勧めていた」
「だが異なる意見を持つ人々からの反対を受けた」

 来年は体重が重いドライバーには不利になるとして、長身のニコ・ヒュルケンベルグやジェンソン・バトンは重量制限を引き上げるよう求めている。

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