シンガポールゲートの影響で主要スポンサーを失ったルノーF1チームが、オランダの時計メーカー、TWスチールと2012年末までの“公式タイミングパートナー”としての契約を結んだ。
この契約は実質的には2010年からスタートするものの、今週末のF1最終戦アブダビGPからTWスチールのロゴがルノーR29を飾る。同社のロゴは、マシンのノーズ、フロントウイング、サイドポッド、ドライバーのタイミングモニター、ガレージウォールに付される予定で、来季以降はドライバーのレーシングスーツとチームのユニフォームにも飾られる。
2008年シンガポールGPにおける不正事件で有罪判決が下された直後に、ルノーは、タイトルスポンサーのINGと大手スポンサーのムチュア・マドリレーナに契約を打ち切られた。TWスチールは、A1GPシリーズの2008-09シーズンにおいて、シリーズのオフィシャルウォッチ&タイミングパートナーを務めていた。