バーレーンでのシーズン前最後のF1合同テスト3日目で、ケータハムがフルレースディスタンスに近い距離を走り切ったことをパワーユニットを供給するルノーは喜び、テスト最終日には小林可夢偉と共にパフォーマンス向上に焦点を移した作業に取り組みたいと語った。
前日テクニカルトラブルのためマシンから出火したケータハムだが、1日は、マーカス・エリクソンがレースシミュレーションを順調に行い、合計117周を走り切った。
翌日のテスト最終日には、可夢偉が走行する予定となっている。
「今週最もポジティブな一日だった」とルノー・スポールF1のトラックサポートリーダーであるセドリック・スタドールは述べた。
「フルレースディスタンスを走り切れたことから、我々の進歩は明らかだ」
「信頼性に関して問題を解決しつつあると確信している。それによって純粋なパフォーマンスの向上により集中的に力を注げるだろう。可夢偉と共に明日、その作業ができるのを楽しみにしている」
「最終日の目標は、今日マーカスが走り切ったような距離を再び走破することだ。それによってプレシーズンテストを終えた段階で自分たちがどの位置にいるのかが、より明確に見えてくるだろう」