27日にバーレーン・インターナショナル・サーキットで幕を開けた第3回F1合同テスト1日目は、フォース・インディアをドライブするセルジオ・ペレスが初日のトップタイムをマークした。
開幕戦オーストラリアGPまでおよそ2週間と迫ったF1サーカスは、プレシーズン最後となる合同テストを先週に引き続きバーレーンでスタートさせた。これまでのテストでは、パワーユニットによる優劣が各車のタイムと周回数を大きく左右しているが、彼らに残された走行機会はこの4日間のみ。トラブルが相次ぐルノーユーザーにとっては、非常に重要なテストとなる。
しかし、初日のタイムシートもメルセデスユーザーの好調ぶりが際立つ結果となった。初日トップにつけたフォース・インディアのペレスは、朝のパフォーマンスランでこの日の全体ベストとなる1分35秒290をマークすると、午後のセッションではロングランにも取り組むなど、充実の一日を過ごした。
2番手につけたウイリアムズは、バルテッリ・ボッタスが空力テストをはじめ、レースシミュレーションや新型ピレリの評価作業を中心に最多の128周目をカバー。セッション終盤のショートランでフォース・インディアに続く2番手タイムを記録した。
午前中、マイナートラブルで12周しかできなかったフェラーリは、午後に入ると順調にショートランを繰り返し、空力とセットアップ作業を遂行。最後はバックストレートでマシンを止めたキミ・ライコネンだが、トータル54周まで挽回し、3番手タイムをマークしている。
メルセデスのニコ・ロズベルグはトラブルで1時間早く走行を切り上げたが、最終的には89周を走って4番手。この日は、6番手につけたマクラーレンも含め、メルセデスユーザーの全チームがレースシミュレーションに取り組んでいる。
一方、39周に終わったレッドブルのダニエル・リカルドは、午前中にノートラブルで32周を走り、順調なスタートを切ったかに見えたが、ロングランの途中でセンサーが異常を検知。5周でマシンをガレージに入れるとエキゾーストのトラブルが発覚、それ以降はガレージで多くの時間を過ごすこととなり、セッション終了前のコース復帰で7周を走るのが精一杯だった。
ロータスも、新スペックのエキゾーストにトラブルが発生。その影響でエキゾースト周辺にダメージを負ったE22は旧スペックへの交換に時間がかかり、再度のコースインは叶わなかった。
小林可夢偉がステアリングを握ったケータハムは、ライバルのマルシャが44周と周回を重ねたのに対し、信頼性の問題でわずか19周しか走れず。午前中は電装系のトラブル、午後に入るとパワーユニットのソフトウエアにトラブルが相次ぎ、予定より早くテストを終了。タイムも最下位に終わっている。
