ルノー社は、コストが大幅に下げられ、チームへの収入配当が増やされなければ、今後F1への参戦を続けていけるという保証はできないとほのめかした。F1の商業権を握るバーニー・エクレストンは、これを非難する発言を行っている。

 フォーミュラワン・チームズ・アソシエーション(FOTA)は、ジュネーブで会合を行ったが、その中の議題には、現在エクレストンのフォーミュラワン・マネージメント社が支配している放映権、サーキット料金、コースサイドスポンサーシップにおけるチーム側の取り分を増やすことも挙げられていたと見られている。この会議に関する記者会見は5日に行われるが、これを前に、ルノー社のチーフオペレーティングオフィサー、パトリック・ペレタが、すでに合意に達しているような30パーセント以上の支出削減を実行できなければ、チームはF1からの撤退を余儀なくされるかもしれないと示唆した。

「我々は契約費用の削減と配当金の増加を目指している」という彼の発言が、ブルームバーグに掲載された。
「我々はF1の感動やスペクタクルの一部であり続けたいと思っている。だが、(もし話し合いがうまくいかなければ)タブーとされることは何もないだろう」

 エクレストンは、このペレタの発言を非難し、収入の取り分増加の要求を退けた。
「彼がわざわざあのようなことを言うとは驚いた」とエクレストン。
「我々はチームとの間で2013年までの契約をすでに結んでいる。我々はそれを忠実に守るだろう」

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