第80回ル・マン24時間耐久レースはスタートから4時間が経過。現在1号車アウディR18 e-トロン・クワトロがトップに立っているものの、同一周回で8号車&7号車のトヨタTS030ハイブリッドが2〜3番手で追撃している。

 スタートから快調に総合トップを走る1号車アウディR18 e-トロン・クワトロは、スタートを務めたアンドレ・ロッテラーからブノワ・トレルイエに交代。現在のところまったくトラブルなく、ルーティンでピットストップをこなし走行している。

 一方、2番手まで浮上していたアウディ2号車は、17時45分に44周をこなしたところでピットイン。いったんガレージにマシンが収められ、4分26秒を要しピットアウト。このことで1号車から1周のダウンを強いられている。また、3号車をドライブしていたロイック・デュバルは他のアウディ勢よりも1スティント長くドライブしたものの、開始45分のパンクチャーによるピットが原因で現在4番手となっている。

 トヨタ勢は、7号車がアレックス・ブルツからニコラス・ラピエールに、8号車がステファン・サラザンからセバスチャン・ブエミに交代。7号車が一度タイヤ交換を多く行っていることもあり、8号車が先行する形となっているが、7号車のリヤウイング翼端板がわずかに破損していることをのぞけばノートラブル。アウディ勢のトラブルもあり、8号車が1分10秒ほどの差で2番手、7号車がその後方3秒差で3番手につけている。

 総合4番手は、7号車トヨタから約10秒差で3号車アウディ。以下2号車アウディ、4号車アウディという順位に。7番手には、ニック・ハイドフェルドのドライブ中にスピンを喫したものの、無事にコースに復帰したレベリオン・レーシングのローラ・トヨタ12号車。13号車ローラ・トヨタが8番手につけている。

 開始30分でシャフトブーツの破損によりガレージに入れられた17号車童夢S102.5は、その後ガレージから出てコースに戻るものの、同じトラブルが再発し再びガレージへ。再びコースには戻っているものの、総合49番手となっている。また、ペスカローロ・チームは16号車も一度コースに戻ったが、やはり再度ガレージに入れられた。

 LMP2クラスは24号車モーガン・ジャッドがトップ。黒澤治樹の38号車ザイテック・ニッサンはクラス9番手、中野信治の45号車オレカ・ニッサンはクラス11番手。井原慶子の29号車ローラ・ニッサンは、スタート直後のクラッシュにより残念ながらリタイアとなっている。

 ガレージ#56から参戦するニッサン-デルタウイングは、16時25分にアクチュエーターのトラブルが発生しガレージイン。長い作業の後にガレージから出て、ミハエル・クルムから本山哲に交代。現在総合51番手となっている。

 LM-GTEプロクラスは、スタート直後から激しいバトルを展開している97号車アストンマーチン・バンテージと74号車シボレー・コルベットに、割って入るように51号車フェラーリ458が加わることになり、三つ巴のバトルが展開されている。

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