レガシィB4 GT300がポール・トゥ・ウィンで今季2勝目
2011年10月2日(日) 第7戦 SUPER GT in KYUSHU 250km
10月2日(日)に2011 SUPER GT第7戦の決勝レースがオートポリス(大分県日田市)で開催され、R&D SPORTからエントリーした「レガシィ B4 GT300」(山野哲也/佐々木孝太)はポールポジション(PP)からスタートし、終始圧倒的速さで他をリード。鈴鹿500kmレースに続き、今シーズン2勝目を果たした。
午後2時にスタートした決勝レースで、「レガシィ B4 GT300」は山野哲也がスタートドライバーを担当。順当なスタートを切ると、序盤の数ラップで2番手以降との差を広げた。その後は少しずつ差を広げ、25周を終えて佐々木孝太にバトンタッチ。後半も安定したペースを保ち、ピットストップ以外ではトップを譲ることなくポール・トゥ・ウィンを達成。2位以下に25秒以上もの大差をつけて優勝。シーズン中に勝利を重ねることが難しいSUPER GTで、鈴鹿に続き2勝目を挙げた。なお、タイヤに厳しいと言われるこのコースでレガシィB4が走るのは、今回が初めて。初走行で初PP、今季2勝と、チームは困難な課題をオールクリアした。
山野哲也は、「シーズン2勝目を挙げられて、最高に嬉しいです。なるべく周回数を引っ張りたかったので、タイヤの摩耗をセーブしながら走りました。チームが完璧なクルマに仕上げてくれましたし、孝太が昨日完璧な走りでポールポジションをとってくれたことでレース展開が楽になりました。本当に感謝しています」と語り、一方佐々木孝太は、「僕は、チャレンジのしがいがあるこのコースが大好きです。この週末は走り始めからクルマがすごく決まっていたし、山野さんがいいペースで走ってくれていたので僕のスティントも楽な展開になりました。気温があまり上がらなかったことも僕たちにとってはラッキーでしたね。山野さんは今日が誕生日なので、素晴らしいバースデープレゼントができました」と語っている。