1-2フィニッシュを飾った中国GPの後、レッドブル・レーシングのチーフテクニカルオフィサーのエイドリアン・ニューエイが、チームはダブルデッカー・ディフューザーの開発に取り組んでいるが、モナコより前に実戦投入することはないだろうと語った。
セバスチャン・ベッテルとマーク・ウエーバーが、ダブルデッカー・ディフューザーを装着しないマシンで、ブラウンGPを押さえてトップ2を制覇した。しかしニューエイは、このディフューザーは確実にプラスになると語る。
「ダブルディフューザーがパフォーマンスを向上させるのは間違いない」とニューエイはチームの公式サイトで語っている。
「どの程度のパフォーマンスが生み出せるかは、レギュレーションをどのように解釈し、それを自分のマシンに合うようにどのように適用するかにかかっている。したがって、チームによって、パフォーマンス向上の程度が異なるようになるだろう。全員がやってみる価値がある」
「すでに推測されているように、RB5のデザインを考えると、これをマシンに装着するのは楽な仕事ではない。このアイテムについて作業をしつつ、他のエリアで遅れを取らないように、マシン全般の開発も進めていかなければならない。レッドブルのマシンは、プルロッド・リヤサスペンションというユニークな特徴を持っている。これは優れたソリューションだが、ダブルディフューザーをつけるとなると、通常より困難が生じる。我々がダブルディフューザーを導入できるのは、モナコ以降になるだろう」
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レッドブル、ダブルデッカー・ディフューザーの導入はモナコ以降
