レッドブル・レーシングは14日、セバスチャン・ベッテルとの契約を2014年末まで延長したことを正式にアナウンスした。
ベッテルは、2010年にチャンピオンを獲得して以来、たびたび将来フェラーリかメルセデスをドライブしたいと自身の憧れを口にしており、今シーズン限りとなっていたチームとの契約に多くの関心が集まっていた。
しかし、昨年ダブルタイトルを手にしたレッドブルは、ベッテルとの契約を3年間延長したことを正式に発表。これに伴い、ベッテルが近くフェラーリかメルセデスをドライブするというウワサにも終止符を打った。
チームは、エイドリアン・ニューエイを含む上級のテクニカルスタッフとも契約を延長したとみられている。
レッドブルのモータースポーツアドザイバーを務めるヘルムート・マルコは、ベッテルとの契約が形式的なものにすぎなかったとコメントしている。
「我々がセバスチャンとの契約を2014年まで延長することはすでに合意の上だった。我々は互いにパートナーシップの継続を望んでいたので、大きな問題はなかったよ」
一方でレッドブルは、ベッテルのチームメイトであるマーク・ウエーバーと2011年以降も契約するかどうかは、明らかにしていなかった。