レッドブル・レーシングは1回目のシーズンオフテストに参加せず、その分、RB6の開発作業に時間をかけるという決断を下した。この戦略をセバスチャン・ベッテルは十分理解しているという。
2月1日から3日にかけてバレンシアで、今年初のF1シーズンオフテストが行われる。このテストを前に、既存チームは次々と新車発表の日程を明らかにしている。しかしレッドブルは、このテストには参加せず、次のヘレスでのテストから合流することになった。これは、風洞などの作業により多くの時間をまわすための対策であり、2009年にも同チームは同じことを行っている。
「当然残念に思っているけれど、それでも新車のテストには12日かけられる。十分時間はあるよ」とベッテルはチームの決定についてコメントした。
「風洞やデザインの作業に時間をつかった方がずっといいんだ。だから僕もこの決定には賛成している」