レッドブル・レーシングは22日、2016年のF1世界選手権に投入する新車『RB12』を正式に発表した。

 今シーズン、常勝復活へ新たなスタートを切るレッドブルが、先日披露した新カラーリングをまとった新車『レッドブル・タグ・ホイヤーRB12』を、合同テスト初日に初披露した。

 今年もチーフテクニカルオフィサーのエイドリアン・ニューエイがプロジェクトに携わった新車RB12は、昨年型のRB11と同じ突起型のショートノーズを採用するなど正常進化を果たしており、サイドポンツーンからリヤにかけての処理もさらに洗練。リヤ後端はフェラーリと同じように下側部分を絞り込んだコークボトル形状を採用している。

「レギュレーションに大きな変更がないため新たに開発する領域を見つけるのは難しい。従って我々がこのクルマで目指したのはすべてのパーツが強く結合したパッケージを作り上げることだった」とニューエイは語っている。

 また、チーフエンジニアリングオフィサーのロブ・マーシャルも「RB12でいくらかのゲインを得たと楽観視している。ただ風洞の数値は他のクルマの数値が見えないから、我々がどの程度のポジションにいるかは分からない。ただ、我々自身の見解では正しい方向にあると考えているので、このクルマに関しては何戦かで勝てればとも思っている」

 チームは今年からパワーユニット・パートナーとしてスイスの高級腕時計ブランド「タグ・ホイヤー」を新たに迎えたが、搭載されるパワーユニットは引き続きルノーから供給を受けることになっている。

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