BMWモータースポーツは、2014年からDTMドイツツーリングカー選手権に参戦するアントニオ・フェリックス・ダ・コスタがドライブするBMW M4 DTMのカラーリングがレッドブルカラーになると明らかにした。
レッドブル・ジュニアチームで戦ってきた2012年マカオGPウイナーのダ・コスタは、2014年に向けF1トロロッソのシートをダニエル・クビアトと争う存在だったが、クビアトがレギュラーシートを獲得。ダ・コスタはDTMのテストを受け、BMWチームMTEKからティモ・グロックとともにDTMを戦うことが決まっている。
そんなダ・コスタが今季ドライブする予定のBMW M4 DTMのカラーリングについて、BMWモータースポーツは16日、レッドブルのカラーリングとなることを明らかにした。レッドブルは2002年からDTMではアウディをサポートしており、他メーカーのマシンにレッドブルカラーが施されるのは初となる。
「レッドブルはF1で4度のタイトルを得ただけではなく、モータースポーツ界ではビッグネームだ。我々にとってはプレミアムなパートナーとなるし、アントニオが優れたレーシングドライバーに成長するのを助けてくれるだろう」と語るのは、BMWモータースポーツのイェンス・マルカルト。
今季、F1レッドブル・レーシングのテストも担当することになるダ・コスタは「今年もレッドブルカラーで走ることができて本当に嬉しいし、DTMでもサポートを継続してくれることになり感謝している」と語っている。
「レッドブルは近年モータースポーツ界で素晴らしい成功を収めているし、僕もそのファミリーの一員だと感じている。レッドブルとBMWはともに特別だ。これ以上のコンビネーションはないよね!」